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旅を始めて10ヶ月、8カ国、300時間ポーカーをプレイしてみて、ポーカーを仕事として捉えてみるとどうか、検討してみた。

ここでは、カジノでポーカーして稼ぐことで収入を得て生活するポーカープレイヤーについて考えていく。

条件から考えてみる

ポーカープレイヤーという仕事が、もし、求人情報に載っていたらどんな風かイメージして、それについて思うことを考えてみる。

ゆくゆくはもっと収入は増やしたいところであるが、入口としてはいいでしょう。

むしろ、実際にはこの金額が安定的に入ってくるわけではないので、分散をしっかり受け止めことがポイントとなりそう。

仕事内容としてはポーカーが好きなので問題はなさそう。

ポーカーはプレイ中に長時間座っているという条件は、腰痛持ちの自分にとってはかなりマイナスポイント。

稼働する時間が夜がメインというのは、朝方の自分には、なかなかつらい。

このマイナス面は、この旅中に試行錯誤した結果、昼寝をするとである程度緩和できることがわかったが、現状完全にゼロにはできていない感じ。

旅が好きなので、勤務地が世界各地というのは歓迎。

ここまで条件面が考えてみると、いくつか懸念点はあるものの、

  • 腰痛
  • 夜メインの生活スケジュール
    さえ何とかなれば、一旦しばらくの期間チャレンジできそうではある。

仕事としてポーカーをやっているとある人の話

旅中にいろいろな国のカジノでポーカーをする中で、とある専業でポーカーを生業としている人に会って話したことが印象的だった。

彼は既に2年ほどポーカーを仕事として専業で取り組んでいるということだった。

彼と出会ったカジノのテーブルは、レートの割にはゆるくて、彼いはく2.5万円/h くらいの時給が出ると思う。とのこと。

同卓した肌感と、その後のポーカー談義から考えると、彼が特に誇張して話しているわけでなく、「それじくらい時給が出るのも全然ありそうだな」

という感じだった。

僕は彼に、

  • ポーカーが好きで、今旅をしながらポーカーを楽しんでいること
  • このポーカーが仕事として捉えたときにどうなるのか、そういったことに興味が湧いてきていること
    を伝えた上で、彼がどのようにポーカーを仕事として捉えているのか話を聞くことができた。

彼はポーカーを仕事として下記のように捉えていた。

  • 色んなことから逃げた先がこの仕事だった
  • 楽しいなんて感覚はない。そういう感覚は随分昔になくなったし、多くの専業で仕事としてポーカーやってる人にそういう感覚はないんじゃないかな
  • 2年くらいちゃんと真面目に勉強しただけで、こんなに簡単に稼げる仕事なんて他にないと思う
  • いわゆる仕事ができる人、ビジネスやっている人とかは凄いなーと思う

僕にとってとても意外なものだった。

てっきり、好きが講じてプロになりました。みたいなストーリーを知らず知らずのうちにイメージしていたからだ。

そこであらためて、ポーカーを仕事として捉えた時に、いったい何が長期的なモチベーション、やりがいになるのか、考えたいと思った。

仕事としてポーカー取り入れて、人生が豊かにできそうか

人生の少なくない時間を仕事に費やすとした時に、やはりそれは自分の人生を豊かにできるものを選択したいと思う。

そういう意味で、ポーカーを仕事として捉えた時、何が長期的なモチベーションややりがいになるのか考えてみる。

ポーカーはゲームとして、とてもおもしろいと思う。

一方で、上手になっていった先、割よくお金を稼げるからという理由だけだと、すぐに飽きが来るのは目に見えている。

いったい何に面白さを見出すのか。いくつか候補になりそうなものをあげていく。

  1. どこまで自分の実力を高められるかという、実力高め続けるところ
  2. ポーカープレイヤーとしての自分のブランド価値を高めて、活躍の場を拡大していく
  3. ポーカーはメンタル部分を試されるゲームなので、その点に関する人間的な成長に面白さを見出す
  4. ポーカーをしながら、旅しながら生きるというライフスタイル

自分の場合は、この中でいうと 4. が一番当てはまりそうではある。

ただ、同時に 4. であるならば、必ずしもポーカーである必要はないと思う。

やっぱり趣味として置いておくのがよさそう

こうして考えてみると、やはりポーカーは仕事としてみるというよりかは、基本趣味としての位置づけがいいと思った。

カジノでプレイすれば、勝ち負けは発生するので、旅行ついでにその旅行費用が安くなる、あるいは旅行ついでにお金を稼ぐ副業レベルまでにとどめておくことが、自分の人生に豊かにする上ではちょうどよさそうだ。