自転車&キャンプ旅を東欧で2ヶ月間してみて、とてもよかった件

 
スロベニアで自転車とキャンプ道具を購入して、クロアチア、モンテネグロ、アルバニアのドゥラスまで行って、ドゥラスからイタリアのバーリまでフェリーで渡って、バーリからブリンディジまで、約1,200kmを約2ヶ月かけてのんびりと自転車&キャンプ旅をした。
 
とても最高だったので、そのことについてまとめていく。
 
 

自転車&キャンプ旅の準備

 
自転車&キャンプ旅ををするために、以下のものをスロベニアのマリボルで調達した。
 
 

自転車旅のルート走行距離

 
通ったルートは、画像のような感じ。
 
 
 

自転車旅のいいところ

ご飯が美味しい

 
自転車旅中のご飯は、びっくりするほどに美味しい!
基本、キャンプ飯orスーパーで食材を買って自炊なのだが、毎日ひたすらに「美味い、美味い!」と言って食べていた。
 
正確に言うと、ご飯が美味しいというか、体があらゆる水分や栄養を欲しているがために、体に染み渡るかんじで、ご飯最高!って感じになる。
 
これは、自転車旅始めるまでは気づかなかったことだが、自転車旅をもっとしたいと思わせてくれた小さくない理由だった。
 
スーパーとかがない秘境を自転車旅することに関しては、以前より興味を感じなくてなってしまった。
 

突然現れる絶景

 
自転車を漕いでいると、期待していないタイミングで突然絶景がが目の前に現れることがある。
期待していない分、ギャップが大きく、体の疲れを幾分か吹き飛ばしてくれる。(決して、すべては吹き飛ばさない。笑)
 
車やバイクではさーっと通り過ぎてしまうところを、いちいち止まって眺めたり、そこで持参したリンゴやビスケットを広げて休憩したりする時間は、なんとも贅沢な時間だった。
 

心地よい風を感じられる

 
自転車で走る時の、風はいい感じの強さで心地よい。
特にやや下り坂ぐらいは、ちょうどいい感じの風の強さになって、風をうけながら進むのはとても気持ちいい。
 
五感を楽しませながら自然や景色を感じながら旅できるのは、自転車旅の魅力のひとつだ。
 

適度な達成感を毎日感じられる

 
だいたい、1日あたり20km〜70kmを自転車で走る旅をしたが、目的地に到着したときには、毎日適度な達成感を感じられて気分がいい。
 
 

世界をグラデーションで感じれられる

 
飛行機や、バス、電車などで旅をすると、都市から都市へ移動して、この都市はこんな感じ。あの都市はあんな感じ。と、都市の記憶に比べて、道中の記憶は割合随分と小さくなりがちだ。
 
一方で、自転車旅の場合は、むしろ都市間を移動している方が長いくらいで、その国や地域をグラデーションで感じることができる。
これは自転車旅ならでは素敵な点だと感じた。
 

生きる営みから得られる満足感を味わえる

 
自転車旅の1日のルーティンは、以下ような感じだ。
朝起きて、朝飯食べて、パッキングして、自転車こいで、昼ご飯食べて、自転車こいで、宿にチェックインするなりテントはるなりして、シャワー浴びて、夜ご飯食べて、寝る。
 
ほとんどの営みが、衣食住という生きることに直結しており、普段に比べて明らかにそれ以外の営みの少なくなる。
そして、その生きることに直結する営みから、こんなにも多くの喜びや楽しさを味わうことができのか。という驚きすら感じさせる。
 
 

素敵な自転車旅仲間に出会える

 
外国人ばかりの中、海外で日本人に会う、とても親近感が湧いてすぐに友達になる現象と同様のことが、自転車旅をしている同士でも発生する
ヨーロッパで自転車旅をしていると、キャピングカーで旅をしている人たちをたくさん見かけるのだが、その中で同じく自転車で旅をしている人を発見すると、どちらからともなく話しかけ、すぐに話しがはずむのだ。
 
実際に、後ろから自転車で走ってきたベルギー人カップルが追い越しざまに声をかけてきて、4人自転車を止めて立ち話になり、
 
ベルギー人カップル「僕達はベルギーから、ネパールまで自転車に行くんだ!君たちはどこに行くの?」
僕ら「世界一周の道中で、スロベニアで自転車を購入して、イタリアまで行く予定なんだ!」
 
    ↓ 数分ほど会話 ↓
 
僕ら「アルバニアまで行ったら、フェリーでイタリアに渡る予定だよ!」
ベルギー人カップル「おぉー、素敵だね!もしかして、ドゥラスからフェリーでイタリアに渡るの?」
僕ら「うん、そのつもりだよ!」
ベルギー人カップル「僕達はドゥラスで家族と合流して1週間滞在予定なんだ!よかったら、そこで再会しようよ!」
 
首尾よく連絡先を交換して、彼らは颯爽と走り去っていった。
とこんな感じ。
 
後日、実際にアルバニアのドゥラスに先に到着していたベルギー人カップルが予約していたアパートメントに泊めてもらって、美味しいご飯を食べながら語った。
 

筋肉がつく。笑

 
最後は、自転車をこぐので、ふとももや、腕の筋肉はつく。
健康的には、多少いいのかなと。
 
 

最後に

今後も、いろんな国のいろんな場所を自転車で旅したいなと思った。
そんな自転車旅だった!