Googleの調査「効果的なチームの作り方」は「幸せなパートナーシップの作り方」にそのまま応用できる!
Googleは、社内にリサーチチームを持ち、自社の生産性を高めるための様々な研究を行っています。
「幸せなパートナーシップの作り方」
「効果的なチームの作り方」の引用を書き換える形で、「幸せなパートナーシップの作り方」について、その方法を記載していく。
赤字部分が書き換えた部分になります。
真に重要なのは「誰がチームのメンバーであるか」よりも「チームがどのように協力しているか」であることを突き止めました。チームの効果性に影響する因子を重要な順に示すと次のようになります。
真に重要なのは「誰がパートナーであるか」よりも「パートナー同士がどのように協力しているか」であることを突き止めました。パートナーシップの幸福度に影響する因子を重要な順に示すと次のようになります。
心理的安全性:
「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。
「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このパートナーなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。
相互信頼:
相互信頼の高いチームのメンバーは、クオリティの高い仕事を時間内に仕上げます(これに対し、相互信頼の低いチームのメンバーは責任を転嫁します)。
相互信頼の高いパートナーシップを持つ人は、パートナーシップの幸福度に関して自分が十分に影響できると考え、主体的に働きかけます。(これに対し、相互信頼の低いパートナーシップを持つ人は、自分が影響できることは限定的と考え、責任を転嫁します)。
構造と明確さ:
効果的なチームをつくるには、職務上で要求されていること、その要求を満たすためのプロセス、そしてメンバーの行動がもたらす成果について、個々のメンバーが理解していることが重要となります。目標は、個人レベルで設定することもグループレベルで設定することもできますが、具体的で取り組みがいがあり、なおかつ達成可能な内容でなければなりません。
幸せなパートナーシップをつくるには、パートナー同士で要求されていること、その要求を満たすためのプロセス、そしてパートナー同士の行動がもたらす成果について、各々のパートナーが理解していることが重要となります。目標は、個人レベルで設定することも2人共通で設定することもできますが、具体的で取り組みがいがあり、なおかつ達成可能な内容でなければなりません。
仕事の意味:
パートナーと人生をともにする意味 :
チームの効果性を向上するためには、仕事そのもの、またはその成果に対して目的意識を感じられる必要があります。
パートナーシップの幸福度を向上するためには、パートナーと人生をともにすることそのもの、または一緒に幸せになることに対して目的意識を感じられる必要があります。
インパクト:
自分の仕事には意義があるとメンバーが主観的に思えるかどうかは、チームにとって重要なことです。個人の仕事が組織の目標達成に貢献していることを可視化すると、個人の仕事のインパクトを把握しやすくなります。
自分の存在がパートナーを幸せにしているとパートナー同士が主観的に思えるかどうかは、パートナーシップにとって重要なことです。個人の存在がパートナーの幸せに貢献していることを言語化して伝え合うと、個人の存在がパートナーへ及ぼす幸せのインパクトを把握しやすくなります。
気づいたこと
- 異性に求めていたものが、「心理的安全性」だったこと
- 「構造と明確さ」は、十分な伸び代があること
- 他4項目は、十分に感じられていること
- パートナーシップの状態を理解するための尺度が増えたこと
順を追って説明していきます。
異性に求めていたものが、「心理的安全性」だったこと
今のパートナーと出会う前の話。
「どんな女性がタイプなの?」
と聞かれた際に以下のように答えてました。
- ポジティブな人
- よく笑う人(笑いの沸点が低い人)
- どんな困難状態になっても、深刻になりすぎない人
「幸せなパートナーシップの作り方」の観点で見てみると、実は自分は「心理的安全性」を求めていたんだなあ、ということに気づけました。
「構造と明確さ」は、十分なノ伸び代があること
5つの項目の中で、最も伸びしろを感じたのが「構造と明確さ」の点でした。
特に
その要求を満たすためのプロセス
に関して、曖昧さがあり、十分な明確さがないことに気づきました。
今後はこの点を明確にしていき、よりパートナーシップの質を高めていきたいと思います。
他4項目は、十分に満たされていること
一つひとつ、項目を確信しながら話し合った結果、他4項目に関しては十分満たされていることが分かりました。
またその過程で、この項目が効果的なチームを作ることのみならず、パートナーシップにおいても大いに役に立つ 項目であると実感しました。
パートナーシップの状態を理解するための尺度が増えたこと
パートナーシップのコーチングをするにあたって、クライアントのパートナーシップを状態を理解するにあたり、その尺度がたくさんあるに越したことはないです。
今後は、今回得た新たな尺度も活用しながら、パートナーシップをより良くすることに貢献していきたいと思います。
最後に
仕事を通じて獲得した知見やのスキルを、よりよいパートナーシップを築くために活用する人が増えると嬉しい限りです。