【世界一周持ち物】アウター比較検討&購入レビュー

【世界一周持ち物】選定、最難関はアウター

 
世界一周の持ち物選定において、もっとも難しかったのがアウター選定だ。
この選定を難しくさせたのは以下だ。
  • web上のレビューや説明では判断がつきにくい、着心地やフィット感が重要であること
  • 安くない買い物なので失敗したくないという心理的なもの
  • アウターというジャンルが選択肢が多い
  • 2枚で最適解を目指すため、組み合わせがさらに膨大
 
2枚で最適化を目指した理由は、現実的に1枚では夏から冬(0度前後)までシームレスにカバーすることは現実的に難しいこと、荷物のコンパクト化、軽量化の観点から、3枚以上にはしたくないと思ったからだ。
 

アウターの必要条件

 
少し調べ始めると、選定が迷走することが目に見えてきたので、必要な条件を洗い出して整理する。
 

共通条件

  • いずれも前開きファスナー
    • →圧倒的な着脱性
  • 保温:半袖+2枚で〜0度カバーできる
→2枚目の方がここ重要
  • 今後一生そのアウター縛りとした時、選ぶか
 

1枚目(レインウェア兼用アウター)の条件

  • 耐水圧:10000mm以上
    • →雨降ってもこれ着とけば安心できる。くらいの耐水圧
  • 透湿性:20000mm以上
    • →透湿性が高ければ高いほど。実際は防寒着として着るのが9割以上なのでここの快適性の方が圧倒的に重要。
  • 重量:300gまで
  • 半袖の上に来ても快適に長く着れる
    • →ペラペラでちょっと汗かくと肌にくっつくとかNG
 

2枚目(アクティブインサレーション系)の条件

  • 対応できる気温帯が広いこと
→ザックの中にいることも多いのでここ重要
  • 上から1枚目を羽織った時に快適であること
  • 重量:400gまで
 

レインウェア兼用アウター選定

 
軽量ってところで絞っていくと、まず候補を上がったのはこの3つ。
 
耐水圧:30,000mm以上、
透湿性43,000g/m²・24hrs
重量:134g
耐水圧:20,000mm
透湿性:40,000g
重量:115g
 
 
性能同じくらいで迷ったら、日本が誇るモンベルさんに頑張ってもらいたいので、同じならモンベルがいいなーと思っていた。
 
重量、コンパクトさは申し分なし。後は、防寒性と着心地のところがどうかだ。
 
実際に店舗に行って、試着。
結論、すぐに候補から外れた。
 
いずれも、半袖の上からいろんな環境で汎用性高く着れる、という感じの着心地ではなかった。
商品の名誉のために行っておくと、レインウェイとしての目的だけを求めて、それ以外はザックに入れて移動している機会が長い、という方にはとてもオススメできる。
ただ自分の使い方には合わなかったという話だ。
 
そこで、気を取り直して再度リサーチ。
すると、次にすぐに候補に上がったのは、こちら。
 
素材:ゴアテックス ファブリクス3レイヤー[表:20デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ]
耐水圧50,000mm以上
透湿性35,000g/m²・24hrs
重量:254g
価格:¥25,300
 
素材:20D GORE-TEX Micro Grid Backer(3層)
(表:ナイロン100%、中間層:ePTFE、裏:ナイロン100%)
耐水圧:非公開
透湿性:非公開
重さ:270g
価格:¥39,600
素材:表30デニール、防水透湿素材「Dermizax」
耐水圧:30000mmH2O
透湿性:30000g/m2-24h
重量 :203g
価格 :¥17600
耐水圧:10000mmH2O
透湿性:40000g/m2-24h
重量 :144g
価格 :¥43000
 
 
この辺まるっと、取り揃えてるお店を探したところ、石井スポーツ大丸東京店さんヒット。
そちらで、店員さんに案内されるがまま、次々と試着をさせてもらって検討。
 
これだ!という決め手になるようなものはなく、店員さんに要望を伝えたところそれでしたら、これがいいと思いますよ。
 
と勧められたのがこちら。
 
 
 
ミレー?無知でごめんなさい。初めて聞きました。
 
何、透湿性50,000mmですか!?
 
着心地は、、、なんじゃこりゃ!?
全然レインウェア感ない!?
半袖の上からでもめっちゃくちゃ着心地いいぞ!?
 
それでいて、耐水圧20000mmは化け物か!?
 
自分の場合、あくまで利用用途の9割はタウンユース。普段の着心地や扱いやすさが何よりも重要。そして、半袖てちょうど寒くなってきた時にちょうどいい保温力。現状完璧だ。
 
着てる感じはとても軽い感じ。
しかし、実際の重さはというと、、、304g……ちょっと重い。。。
 
くぅー、非常に悩ましい。
ここで、自分に問てみる。
 
「今後一生そのアウター縛りとした時、自分はこれを選ぶのか?」
 
 
うん、選んでも後悔はしなさそうだ。
 
 

アクティブインサレーション系アウターの選定

 
候補に上がったのは、以下だ。
 
素材
┣ シェルと裏地:
1.7オンス・ポリエステル100%。
PFCフリーDWR加工済み。
┣袖口:
4.9オンス・ポリエステル100%ストレッチニット。DWR加工済み。
┗インサレーション:
60グラム・フルレンジ・ポリエステル100%。
重量:318g
価格:¥33,000
素材
┣ シェルと裏地:
通1.6オンス・30デニール・リサイクル・ポリエステル100%。
PFCフリーDWR加工済み。
┣コントラストカラーのパネル:
5.7オンス・ポリエステル100%。
┗インサレーション:
40グラム・フルレンジ・ポリエステル100%
重量:298g
価格:¥33,000
 
┣ 表地:
(身頃)12デニール・バリスティック エアライト® ナイロン・リップストップ[撥水加工]
(脇・肩・腕)15デニール・バリスティック エアライト® ナイロン・リップストップ[撥水加工]
┗中綿:
ストレッチ エクセロフト®[ポリエステル]
重量:252g
 
 
 
それぞれ試着した。
ナノエアシリーズは着心地半端ない。超快適。試着した時点では、このどちらかを買うことになるんだろうなー。とこのときは思っていた。ただ、即決に至らなかったのは、かさばることだ。
夏を追いかけるたびにおいて、大半の期間アクティブインサレーション系アウターザックの中に入っていることになる。もちろん、圧縮袋をに入れておけばそれなりに小さくはなるだろう。
圧縮袋前提となると、着た時に手軽に着るという敏捷性が損なわれる。
 
そこで、他の候補も見に行くことにする。サーラマップパーカーも悪くはなかった。エアナノシリーズを体験してからの、サーラマップパーカーの着心地は、いいとは言えない。モンベルさんのコスパは本当に素晴らしいのだが。
 
そんな中迎えた、ティフォン50000ストレッチジャケット(Millet)と出会った石井スポーツ大丸東京店さんの店員さんに、これまでの経緯と探しているアウターについて話してみる。
 
そこで進められたのが、
である。
 
お、ミレーさんも出してるんですね??
ティフォン50000ストレッチジャケット(Millet)でめちゃくちゃイメージ良くなっているのでかなり期待しながら試着した。
 
 
ミレーさん、半端ないっすわ。
フリースのような記事で、着心地満点。
使用されている素材は、ポーラテックアルファ(POLARTEC®ALPHA®)というもので、米軍特殊部隊とポーラテック社が共同開発ものらしい。
 
特殊部隊が過酷な環境下でも、パフォーマンスが発揮できるように作られた素材、、、間違いないやつやん。
ミステリーランチのバックパックを購入する際にも、「米海軍の特殊部隊で採用された」と言われたワードが刺さったことを思い出す。
 
正直、探してたのこれじゃん!って内心なってしまった。
しかし浮かれるのはまだ早い。
 
店員さんにも、0度いけそうか尋ねてみると、
「多分いけると思いますよ。個人差にもよるんですけど、5℃〜10℃までは間違いないと思います。もし、仮に寒かたっとしても、半袖Tシャツを例えばユニクロのヒートテックとかにしてもらえるなら十分いけると思います。」と。
 
うん、素晴らしい!
に決めた!
 
 
 
 
 
 
 
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