旅における、サンダルの果たす役割は大きい。
サンダルの機能性によって、体験から得られる質が大きく変わる。
10年前世界一周したときは、フィリピン人と靴を交換して手に入れたクロックスのパチモノ1つで世界を回った。
基本靴下いらずで、汚れてもすぐに洗えて使えるという点ではとてもよかった。
一方で、歩く時に足の指で靴(クロックスのパチモノ)をホールドする必要があり足に不自然な力をかける必要があり、疲れやすいというデメリットもあった。
今回は、その経験もふまえて、靴と
サンダルを利用する場面は以下である。
- マリンアクティビティの時
- 雨の日のライトな街歩き
- 部屋履き
サンダルに求める条件は以下である。
MUST条件
- 軽量、速乾性が高い
- 着脱のしやすさ
- 着用時の快適性
WANT条件
- かさばらない
- 足がある程度守られている
サンダル候補
Z1 クラシック(チャコ)
もともと愛用していたサンダルが Z1 クラシック(チャコ)である。
こちらのサンダルは、数年程愛用していて愛着もあったのだが、メイン靴とは別に世界一周に持って行くサンダルとしては、重いなということで、新たなサンダルを探すことにした。
ハリケーン ドリフト(TEVA)
最初に購入したのは、ハリケーン ドリフト(TEVA) だ。
【荷物】世界一周中、旅歴11年バックパッカーのおすすめ持ち物** **で紹介されていて、
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丈夫そう
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軽そう
-
しっかり足をフォールドしてくれそう
とういことで購入を決めた。 -
安価
実際、履いてみると履き心地には十分満足した。
思いの外嵩張るので持ち運びにいくなー。というのが難点で、さらに別のサンダルを探すことにした。
ビブラムファイブフィンガーズ
さらにいいサンダルはないかと探していると、サンダルとはちょっと毛色が違うのだが、ビブラムファイブフィンガーズというブランドに出会った。
ユニークさと、素足に近い感覚で地球を感じられそう!と感じたのと、濡れてもすぐ乾きそうでサンダル使いできるのでは?
と感じて、実際に店舗に行って試着してみることにした。
店舗では、
- 利用想定
- 希望する機能
などをお伝えしたところ、以下の3つを紹介された。
V-AQUA
まず、もっともオススメされたV-AQUA(ビブラムファイブフィンガーズ)を試着してみた。
試着で最も気になっていたのが、Web上に掲載されていたレビューで言及されていた履きやすさの部分だ。
最初、少々履くににてこずったが、店員さんの指示通り、かかとを踏みながら5本指をしっかりはめて、その上でかかとを履くという手順に沿うと、思ったほど苦戦せずに履けた。
履いた感じは、自分の裸足の延長という感じで、地面の凹凸や質感も感じられて、今までの靴にはない新しい感覚だった。
名前の通り、マリンアクティビティなどを想定したモデルであるため、乾きやすく、また水が抜ける穴などもあり、水まわりので使い勝手はよさそうだ。
V-ALPHA
続いて試したのが、V-ALPHA(ビブラムファイブフィンガーズ) だ。
V-AQUA と比較すると、履き心地としてゴム感が少なくなって、よりサラサラしたは着心地だった。
V-TRAIL 2.0
最後に試したのが、V-TRAIL 2.0(ビブラムファイブフィンガーズ)だ。
こちらは、トレイルランを想定して作られたこともあって、3つのモデルの中では一番耐久性に重きが置かれている感じで、その分素足感は最も小さかった。
また、ある一定靴下を履いて利用することを想定されているのか、は着心地という点では先に紹介したV-AQUA や V-ALPHA には劣った。
購入の決め手
3つ試した結果、
- 店員さんのレコメンド
- もともと水まわりでの利用を想定されたモデル
- 一番素足感、フィット感がある
という点から、V-AQUA(ビブラムファイブフィンガーズ)を購入することした。
店員さんが言うには、慣れるまではいつも筋肉痛にならないところ筋肉痛になったり(人間本来の歩き方に、矯正せざるを得ないためで、悪いことではないらしい)と適応までは時間がかかるらしい。
日頃の散歩時に着用するなどして、少しづつ慣らしていき、世界一周の際にはいい買い物をしたと言えるような状態にしていこうと思う。